2022年産駒デビューした種牡馬の産駒成績を1年間集計し、そこから産駒の傾向を考察します。全3回の予定です。
サトノダイヤモンドは2015年~2018年に芝で活躍したディープインパクト産駒で母はアルゼンチンG1を3勝したマルペンサ、主な勝ち鞍は菊花賞(2016年)、有馬記念(2016年)です。
産駒はサトノグランツが2023年の京都新聞杯で1着、シンリョクカが阪神JFで2着などの成績を挙げています。
今後産駒の活躍が期待されるサトノダイヤモンドですが、産駒全体の傾向を考察していきたいと思います。
産駒成績集計期間:2022年6月1日~2023年5月28日
サトノダイヤモンドの芝とダートの成績は以下の通りです。
芝成績
ダート成績
パッと見あまり芳しくはないです。
唯一芝短距離の単勝回収率が100%超えていますが、複勝回収率が心許ないです。
ここから条件を絞り込んでいくと、明確な狙い目が浮かび上がります。
その条件とは
・牡馬
・ダート1700m以上
・前走芝コース出走
牡馬、ダート1700m以上、前走芝コース出走の成績
単勝回収率は120%、複勝回収率はなんと300%近くまであります。
サンプル数がそこまで多くはないですが、上記の3つの条件が揃ったときに狙ってみる価値はあるかと思います。
こんな感じでざっくりではありますが、2022年産駒デビュー種牡馬の産駒傾向を考察していこうかと思います。
次回はサトノクラウン編の予定です。
集計は全て手作業で行っているため、集計漏れがある場合があります。あらかじめご了承ください